大和ハウスの評判・口コミはどう?利用した方の体験談や建築事例、利用するメリット・注意点について
2023年03月14日
「大和ハウスを利用するメリット・注意点は何があるの?」
この記事を読んでいる方は、上記のように考えているのではないでしょうか。
大和ハウスは国内有数のハウスメーカーであり、鉄骨住宅に強みを持っています。
今回は、大和ハウスの評判・口コミに加えて実際に家を建てた方の体験談、利用するメリット・注意点について解説しますので、利用を検討している方はぜひ参考にしてください!
- 坪単価60万〜80万円前後の鉄骨住宅に強いハウスメーカー
- 最長60年の長期保証の安心アフターサポート
- 耐震性・防水性に優れ耐用年数は驚異の75年以上!
- マイホームを賃貸に出すこともできる
- ZEH普及率は低めで鉄骨構造は寒いのがちょっとネックに
まず結論から述べると、家を建てるなら複数のハウスメーカーを比較・検討して依頼先を決めるのが重要です。
複数のハウスメーカーを比較することで、想定した予算を超えることを防いだり、理想のマイホームを建てるにあたってどの業者を選ぶべきなのかを知ることができます!
基本的に家を建てようと考えている人のほとんどが「初心者」であることから、プロのアドバイスがもらえる比較サイトを利用することが重要になります。
ハウスメーカーの比較で最もおすすめなのは「タウンライフ」を使うことで、大和ハウスを含む34社以上から無料見積もりをもらうことができます。
これから家を建てることを検討して居る方はまず、タウンライフで気になるハウスメーカーの無料見積もりを出してもらいましょう!
記事の監修者
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株式会社サプライズコンシェルジュ 代表取締役
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不動産売買仲介・不動産買取歴10年以上
大手不動産会社で売買仲介営業(不動産売買取引100件以上)→不動産テック上場企業の名古屋支社立ち上げ・不動産屋約200社のCS担当→不動産売却マッチングサービス「いえうるん」リリース
資格宅地建物取引士
事業許認可宅地建物取引業 愛知県知事(1)第24918号
記事の監修者(顧問弁護士)
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星ヶ丘法律事務所顧問弁護士
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■プロフィール
平成16年北海道大学法学部卒業 平成20年名古屋大学法科大学院卒業 平成24年弁護士登録 名古屋市内の法律事務所で勤務 平成31年星ヶ丘法律事務所開設
資格弁護士
大和ハウスとは?鉄骨住宅に強い大手ハウスメーカー
引用元:注文住宅・建替え|ダイワハウス|ハウスメーカー
【大和ハウスがおすすめなのはこんな人】
- 注文住宅購入後に転勤の可能性が残っている人
- 木造ではなく鉄骨住宅にこだわりがある人
- 耐震性の高い住宅に住みたい人
大和ハウスは、鉄骨住宅に対して強みを持っているハウスメーカーであり、商品ラインナップも平屋から5階建て、2世帯住宅にも対応しており非常に幅広いです。
創業から70年近く経過しますが、これまでに注文住宅を180万戸以上建築しており、培われたノウハウは耐震・断熱性や外壁塗装などの住宅性能の部分に遺憾なく発揮されています。
保証も最長60年、初期保証が30年間と手厚いので何かトラブルがあったときでも安心して大和ハウスに調査を依頼できます。
項目 | 詳細 |
坪単価 | 60〜80万円 |
対応都道府県 | 全国47都道府県 |
耐震等級 | 3(最高レベル) |
住宅タイプ | 平屋、2〜5階建て・2世帯住宅・バリアフリー |
建材構造 | 鉄骨・重量鉄骨・木造 |
保証 | 最長60年(初期保証最長30年) ※商品プランによって初期保証期間が異なる |
アフターサービス | 最長30年間無料点検 ※30年目〜60年目まで有償点検 |
大和ハウスの坪単価は60万〜80万円前後
大和ハウスの坪単価は商品によりますが60〜80万円前後となっています。
一般的な大手ハウスメーカーだと、60〜80万前後の企業が多いため、平均的な値段になっています。
なお、大和ハウスで坪別の建築総額は以下のようになります。
基準として、坪単価60〜80万円として、住宅を建てる際に付帯してくる登録料や手数料などの別費用を住宅価格の3割で総額を算出しています。
坪数 | 建築総額 |
25坪 | 1,950〜2,600万円 |
30坪 | 2,340〜3,120万円 |
40坪 | 3,120〜4,160万円 |
50坪 | 3,900〜5,200万円 |
60坪 | 4,680〜6,240万円 |
日本の平均的な注文住宅の坪数は30坪前後とされていますので、建物だけでも3,000万円前後かかります。
大和ハウスの体験談
ここまで大和ハウスの坪単価や基本情報について解説しましたが、実際に利用した方などからどのような印象を抱かれているのでしょうか。
この章では、大和ハウスの体験談について当編集部で調査したツイートを元に紹介します。
【大和ハウスの体験談一覧】
- 営業担当者が親切
- テレワークに対応している住宅を発売している
営業担当者が親切
そういえば、うちは大和ハウスの注文住宅(中古)なんですが。
今日昼間にお家大丈夫でしょうか?って大和のハウスメーカーの人が来て何かあったらって名刺くれた、さすが大手のハウスメーカーは2日しか経ってないのにもうフォローに走ってるのねーって感心した— うづき (@wmoon01) September 8, 2018
こちらのツイートでは「大和ハウスの営業担当者が確認してくれている」旨が書かれています。
住宅は一生に一度の大きな買い物になりますから、できる限り親切な担当者であることが望ましいです。
ツイートのような、親切に確認をしてくれる担当者であるかどうか見極めるのは大切な観点になります。
テレワークに対応している住宅を発売している
https://twitter.com/Space11Lab/status/1469191146496688130
2020年からテレワークが急速に拡大してから、ダイワハウスでもテレワークに対応している住宅を販売し始めました。
ダイワハウスの「快適ワークプレイス」では、ホームオフィスと呼ばれる個室を標準仕様で用意していたり、高速通信環境やWeb会議を快適に行うために防音が壁に施されています。
テレワークが一般的になり、今後さらなる普及を見せる現代社会の中では、住環境における仕事場の確保も必要になりますね。
住宅設備が充実している
大和ハウスの商品は住宅設備が非常に充実しています。
大手ハウスメーカーが持つノウハウを駆使して、3m近い天井やトリプルガラスによる断熱性の確保、耐震・耐風の強化と快適なライフスタイルを過ごせる環境が整っています。
大和ハウスで実際に家を建てた人の建築事例
この章では、大和ハウスで実際に家を建てた人の建築事例について紹介します。
【大和ハウスで実際に家を建てた人の建築事例一覧】
- デザインと機能が美しく融合した平屋の家
- 和室と繋がるロースタイルリビングの家
- アイデア満載「猫ちゃんファーストの家」
では、それぞれの建築事例について詳しくみていきましょう。
デザインと機能が美しく融合した平屋の家
引用元:大和ハウス建築事例
項目 | 詳細 |
建物構造 | 平屋・鉄骨 |
家族構成 | 夫婦+子供1人 |
敷地面積・延床面積 | 敷地面積:346.59㎡(104.84坪) 延床面積:94.89㎡(28.70坪) |
商品名 | xevoΣ |
<体験談①>
「敷地の広さを生かして平屋にしてはいかがですか?」と設計担当の手島さんがスケッチを描いてくださいました。そのプランを見て心を射止められた感じです。また、営業担当の上阪さんも親身に対応してくださり、どんな質問をしてもすぐに的確な返事が返ってきました。この方たちとなら、会話を楽しみながら満足のいく住まいができると思いましたね。
引用元:大和ハウス建築事例
和室と繋がるロースタイルリビングの家
引用元:大和ハウス建築事例
項目 | 詳細 |
建物構造 | 2階建て・鉄骨 |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
敷地面積・延床面積 | 敷地面積:270.31㎡(81.76坪) 延床面積:148.71㎡(44.98坪) 1階:82.80㎡ 2階:65.91㎡ |
商品名 | xevoΣ |
<体験談②>
いくつかの住宅展示場や分譲地、完成現場などを見て回ったなかで最も心を惹かれたのが、彫りの深い外壁を用いたダイワハウスの外観デザインでした。
見学すると、営業の方が『xevoΣ』の構造や特長をわかりやすく説明してくださり、私が投げかけた質問に根気よく丁寧に答えてもらえました。
設計担当の堀野さんの手がけられた作品を見て、大きな魅力を感じたことが最終的な決め手になりました。
引用元:大和ハウス建築事例
アイデア満載「猫ちゃんファーストの家」
引用元:大和ハウス建築事例
項目 | 詳細 |
建物構造 | 2階建て・木造 |
家族構成 | 夫婦+猫5匹 |
敷地面積・延床面積 | 敷地面積:198.27㎡(59.97坪) 延床面積:114.25㎡(34.56坪) 1階:71.25㎡ 2階:43.00㎡ |
商品名 | xevo GranWood |
<体験談③>
木の家づくりがしたかったので、「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)」で、鉄骨の技術を活かした木造住宅が建てられると知って注目しました。決め手は営業担当の根建さんをはじめ、家づくりに必要なあらゆる分野の知識に精通したプロたちから成るチームが素晴らしく、安心して任せられると素直に感じたことです。遮熱外張り断熱工法で心地いい室内環境が実現できて、床下基礎断熱で床下の結露が防げるのも魅力でしたね。うれしかったことに、我が家はちょうど階段下の猫トイレに通気口があり、床下専用の換気扇で空気が排出されるので、トイレ内の換気扇との相乗効果で臭いにも悩まされず快適です。
引用元:大和ハウス建築事例
大和ハウスで家を建てるメリット
鉄骨や木造など大手ハウスメーカーならではの商品の幅広さが売りになっている大和ハウスですが、実際に大和ハウスで家を建てるメリットはどのようなものがあるでしょうか。
この章では、大和ハウスで住宅を建てるメリットについて解説します。
【大和ハウスで住宅を建てるメリット一覧】
- 初期保証30年!最長60年まで延長できる
- マイホーム借り上げ制度で賃貸に出すことも可能
- 商品それぞれが耐震性に優れている
- 防水性が高く錆びにくいカチオン電着塗装で耐用年数75年!
初期保証30年!最長60年まで延長できる
ダイワハウスの初期保証は最長30年間と長く、有償メンテナンスを受ける条件つきですが最長60年まで延長することが可能です。
ただ、保証期間に関しては商品ラインナップごとに異なるので注意しましょう。
ラインナップごとの保証期間の違いは以下の表の通りです。
保証期間 | 対象商品 |
初期保証30年、防水初期保証15年 | xevoADVANCE(防水初期保証15年)・Lifegenic |
初期保証30年、防水初期保証15年 | Lifegenic W・xevo03・xevoB・xevoE+R・xevo Wood Plus |
初期保証20年、防水初期保証15年 | skye(4~5階建て) |
初期保証30年 | 上記以外の商品全て |
マイホーム借り上げ制度で賃貸に出すことも可能
ダイワハウスの注文住宅は、国が定めている「マイホーム借り上げ制度」の対象商品になっています。
「マイホーム借り上げ制度」とは、国土交通省の一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)が運営している制度で、マイホームをJTIを通じて借主に貸し出し、空き家になった場合でもJTIから生涯に渡って賃料が支払われるというものです。
もし、将来的に転勤などで遠くに移住することになったとしても、ダイワハウスで住宅を建てた人は会員登録をすることでこの制度が利用できます。
商品それぞれが耐震性に優れている
ダイワハウスは商品ごとに耐震性が非常に優れており、独自の技術である「ディークトS」や「ディークトQ」を用いることで、阪神・淡路大震災クラスの大地震の揺れでも損傷がないということが2006年に行われた実験で示されています。
日本は今後南海トラフ巨大地震や首都直下地震などが数多く想定されているので、耐震性を強くするのはマイホームを守る上でとても大切な観点です。
防水性が高く錆びにくいカチオン電着塗装で耐用年数75年以上!
鉄骨住宅の敵である錆ですが、大和ハウスの住宅では部位ごとに「カチオン電着塗装」と呼ばれる防錆処理を施して、75年以上の耐用年数を実現しています。
このカチオン電着塗装は複雑に入り組んだ住宅の構造体の隅々まで行き渡る塗装法です。
大和ハウスでは上記のカチオン電着塗装を品確法が定める柱・梁・フレーズ以外の場所にもコーディングしているため、業界最高水準の防錆対策を提供しています。
大和ハウスで家を建てる注意点
利用すると様々なメリットが存在するダイワハウスですが、その一方で注意点も複数あります。
この章では、ダイワハウスで家を建てる注意点について4つ解説します。
【ダイワハウスで家を建てる注意点一覧】
- ZEH普及率はそこまで高くない
- 木造に比べて鉄骨構造は寒い
- 24時間換気も寒さの要因
- 鉄筋コンクリートに比べて揺れやすい
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
ZEH普及率はそこまで高くない
大和ハウスはZEH住宅の普及率が大手ハウスメーカーの中ではそれほど高くはありません。
住宅産業新聞社が2021年6月7日に出した「主要ハウスメーカー14社の2020年度ZEH普及実績」で、14社中11位にランクインしており、北海道地域では13%、北海道以外では50%の普及率となっています。
木造に比べて鉄骨構造は寒い
これはダイワハウスに限ったことではありませんが、木造住宅に比べて鉄骨構造の住宅は冬場は寒くなりやすいです。
理由は鉄骨と木の熱伝導率が大きく違うためで、鉄のほうが木よりも400倍伝導率が高くなっています。
よって、寒さも暑さも鉄骨住宅のほうが影響を受けやすくなるのです。
できる対策としては、窓断熱を徹底して行うことです。理由として実に住宅が持っている熱は7割が窓から逃げていると言われているからです。
鉄骨住宅で冬を快適に暮らすためには、断熱性の高い窓を選ぶのが大切なポイントとなります。
24時間換気も寒さの要因
ダイワハウスでは「風なびES」と呼ばれる24時間換気システムを導入しているため、寒さを感じる要因の一つとされています。
実際に24時間換気を導入している物件で、寒さを感じている方の声が上がっていました。
寒いなぁって部屋の温度計、卓上のを見たら16度。窓際のは12度の表示。そりゃ寒いわけだ…まだ築3年半のダイワハウス賃貸でも防げない寒さか。24時間換気システム動いてるからかも?
— 黒野 (@StudioCrossRoad) January 23, 2014
ただ、24時間換気システムは2003年の建築基準法改正時に、全ての住宅に対して設置するよう義務化されているので、寒さを感じるのは大和ハウスに限ったことではありません。
鉄筋コンクリートに比べ揺れやすい
鉄骨住宅は、鉄筋コンクリートに比べて揺れやすい性質を持っており、震度が大きいと揺れを感じるかもしれません。
先ほど解説した通りで、大和ハウスの軽量鉄骨住宅は阪神大震災の2倍の揺れに対しても住宅の構造に異常がなかったという結果が示されていますが、鉄筋コンクリート住宅と比較検討する部分に「揺れの大きさ」は上がってきます。
まとめ
今回調査した結果として、大和ハウスの評判・口コミとして以下のような声が上がっています。
- 営業担当者が親切
- テレワークに対応している住宅を発売している
- 住宅設備が充実している
ダイワハウスは耐震性や住宅性能の高さ、商品の幅広さを強みにしているハウスメーカーであり、良い評判として住宅設備の充実や営業担当者の対応の良さというものが上がっていました。
大和ハウスは住宅性能が高く、幅広い商品を用意していることなどを考えると優良なハウスメーカーです。
また、ハウスメーカーを選ぶ時は1社に絞るのではなく、複数のハウスメーカーを比較して依頼先を決定するのが重要です。
ハウスメーカーの比較は「タウンライフ」を使うことで、理想の家を建てることができます。
まずは、タウンライフで検討しているハウスメーカーを比較検討してみてください!