絶対抑えておきたいお家購入の5つのポイント
2023年11月12日
「お家購入で少しでも損をしたくない!」
「お家購入を検討しているけど不動産屋や営業マンの見極め方を教えてほしい」
本記事にたどり着いたということは、きっとこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。
本記事では「お家購入における役立つ情報」についてご紹介します。
記事の監修者
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株式会社サプライズコンシェルジュ 代表取締役
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不動産売買仲介・不動産買取歴10年以上
大手不動産会社で売買仲介営業(不動産売買取引100件以上)→不動産テック上場企業の名古屋支社立ち上げ・不動産屋約200社のCS担当→不動産売却マッチングサービス「いえうるん」リリース
資格宅地建物取引士
事業許認可宅地建物取引業 愛知県知事(1)第24918号
記事の監修者(顧問弁護士)
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星ヶ丘法律事務所顧問弁護士
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■プロフィール
平成16年北海道大学法学部卒業 平成20年名古屋大学法科大学院卒業 平成24年弁護士登録 名古屋市内の法律事務所で勤務 平成31年星ヶ丘法律事務所開設
資格弁護士
この動画では、マイホーム購入、マイホームのリフォームを検討している方に向けて解説しています。
1、不動産屋と営業マンの選び方で抑えておきたいポイント
【不動産屋の選び方】
00:16 行政処分を受けていないか
00:49 取引実績が豊富か
1:28 宅建免許番号を確認する
2:20 複数社を比較する
【営業マンの選び方】
3:00 宅地建物取引士の資格を保有しているか
4:07 取引実績が豊富か
4:31 相性が合うか
2、物件掲載サイトの見方で抑えておきたいポイント
5:03 媒介形態を確認する
6:09スーモ、ライフルホームズ、アットホームで8割ほど網羅できる
3、物件選びで抑えておきたいポイント
6:41 近隣調査
7:30 周辺環境調査
7:49 教育環境
4、住宅ローンの選び方で抑えておきたいポイント
8:42 地銀、信金、ネット銀行などジャンルを分けて3社〜5社ほど比較する
9:19 特定の金融機関しか紹介してこない営業マンもいる
9:49 住宅ローンの比較サービスを活用する
5、不動産売買契約で抑えておきたいポイント
10:15 事前に現地調査、市役所調査、役所調査、周辺環境調査の内容を書面にて営業マンに確認する
11:28 特に契約書と重要事項説明書の最後にある特約欄は要チェック
今回は絶対に抑えておきたい、おうち購入の5つのポイントについてお話をさせていただきます。お話をさせていただく内容は以下の5つになります。
不動産屋と営業マンの選び方で抑えておきたいポイント
(1)不動産屋の選び方
これは4つのポイントがあると思っています。
❶ 行政処分を受けていないか
これはネットで検索することができます。例えば、愛知県の不動産屋をどこにしようかとなった際に「愛知県 不動産 行政処分」といった形で検索していただくと、過去に行政処分を受けた不動産屋の名前が実際に出てきます。そちらを見て、ご確認いただければ良いでしょう。
❷ 取引実績が豊富か
これは不動産屋のホームページやSUUMOなどのポータルサイトを確認して、物件情報がたくさん上がっているかとか、あとはサイトの方で過去の取引実績何件を成約したと掲載されている不動産もあるので、過去にどれくらいの実績があるのか確認されると良いと思います。
その他にもGoogle Mapで口コミがどれくらいあるか、不動産屋によってはGoogle Mapの口コミのところで成約した情報も挙げているくらいです。そういったサイトやGoogle Map、SUUMOなどのポータルサイトで確認することをおすすめします。
❸ 宅建免許番号を確認する
宅建免許番号というのが不動産屋に必ずあります。例えば、愛知県であれば愛知県知事(〇〇)という数字があり、第〇〇号という形で宅建免許番号が必ずあるのです。
愛知県知事の後に続く( )の中にある数字が5年につき1ずつ更新されていきます。例えば、宅建免許番号(1)であれば、宅建免許を取得してから5年以内で、(2)であれば宅建免許を取ってから5年以上経っているという判断になります。
しかし、宅建免許番号の数字が10とか15だから信用できる不動産屋かと言われると、別の問題ですので一つの目安にしてください。逆に数字が小さな不動産屋でも、しっかりした不動産屋はあります。
❹ 複数社比較する
1社の不動産屋でお願いするというのも良いと思うのですが、2社〜3社くらい比較しても良いのではないでしょうか。なぜなら営業マンと相性が合うかというのがあったり、他の不動産屋に行ったら、実はネットに載ってない物件があったりします。
または仲介手数料を割引する不動産屋もあるので、そういった意味でも比較すると良いでしょう。あとは新築戸建分譲を購入検討されている方に関しては、これも仲介手数料をゼロにする不動産屋さんも中にはありますので比較された方が良いと思います。
(2)営業マンの比較
これは主に3つのポイントがあると思っています。
❶ 宅地建物取引士という国家資格を保有しているか
大学生で取得する方も多いので、やはり大学時代にしっかりと勉強されてきたというのも重要だと思います。大学生で取られてない方でも、社会人として働きながら取られる方もいらっしゃいます。
例えば、社会人になって不動産の営業マンを5年やっていまが、宅建はまだ持っていないとなると、実際に取る気がないのかな、あまり学習意欲がないのかなといった形で個人的には心配になるかもしれません。
僕も過去、先輩に言われたことがあるのですが車を乗るにあたって運転免許証が必要なように、宅地建物取引士というのも不動産の営業するにあたってないといけないものです。基本的に持っていて当たり前というのが、不動産業界で言われているので、宅地建物取引士の資格は保有しているところの方が安心すると思います。
❷ 取引実績が豊富か
実際に口頭ベースですと何とでも言えますが、わかりやすいポイントとしては名刺を営業マンからもらった際に、受賞歴とかを掲載しているケースもたくさんあります。
過去にMVPを取得したとか、不動産売買の取引に関する賞を取ったとか、名刺を見て判断いただくのも良いでしょう。
❸ 相性が合うか
これは細かい話をしていくと、たくさんあると思うのですけど、相性が合うか、合わないかというのが人によってあると思うのです。例えば、話を聞いていただけるか、的確な提案をしてくれるか、地域情報に詳しいかどうかといったところを見ていただいて、相性が合うかどうかを見ていただければ良いでしょう。
物件掲載サイトの見方で抑えておきたいポイント
(1)媒介形態を確認すると良い
この媒介形態というのは物件掲載サイトの物件詳細ページ下部に記載してあることが多いです。この媒介形態で多いのが主に仲介、一般、専任、売主といったあたりが多いとされています。
それぞれの意味合いとして、一般・仲介に関しては基本的にどこの不動産屋でも紹介できる物件になります。専任に関しては、不動産と売主様がその不動産屋1社のみに販売活動をお願いしている会社です。紹介に関しては基本的にどこの不動産屋でもできますので、どこの不動産屋に行っていただいても問題はありません。売主は言葉の通り、その不動産に関してはそこの不動産屋が売主です。
不動産屋に直接行って「この物件が欲しいので買います」と言っていただければ、直接契約できるので仲介手数料が基本的にありません。ただし、売主が出している物件に対して、他の不動産屋が紹介していることがあります。その場合は仲介業者に「買いたいです」という話をしていくと、仲介手数料が発生することがありますので、ご注意ください。
(2)SUUMO、ライフルホームズ、アットホームで8割の物件情報を網羅できる
残りの2割に関してはネットに掲載されていないか、もしくはこの三つのサイト以外のサイトに載っています。SUUMO、ライフルホームズ、アットホームはしっかりと見ていただいて、あとの2割に関しては不動産屋を頼るとか、他のサイトをチェックしてみるという形でたくさん物件情報を見ていただくことをおすすめします。
3、物件選びで抑えておきたいポイント
(1)近隣調査
大体の方が不動産の営業マンに近隣調査を依頼されると思うのですけど、個人的には朝昼夜という形で、なかなか時間がないと厳しいかもしれませんが、例えば、朝と夜だけでも、自分の目でしっかり歩いて、近隣を見てみてください。
もし可能であれば、この辺りで物件を探しているという形で、近隣の方のお家のチャイムを押して「この辺一帯は生活しやすいですか?浸水とか災害とかどうですか?事件とかありますか?」という形で直接聞いていただくのは一番リアルな情報になるので、個人的には自分で近隣調査するのをおすすめします。ただし、迷惑にならない程度というのが大事です。
(2)周辺環境の調査
近隣のライフラインとして電車の駅がどこにあるか、そこまで徒歩何分なのか、あとは商業施設、病院、学校など、いろいろあると思います。そういった生活をする上で必要なものに関して、どこに何があるかというのを、実際に車で回りながら見ていただくことをおすすめします。
(3)教育環境
これから小学生や中学生になるお子様がいらっしゃるご家庭に関しては、実際に教育環境が気になると思います。実際に住みたい場所の口コミ情報収集要領として、実際のお知り合いの方や、その方から紹介してもらうとか、ネットの情報とかで実際に教育環境がどうなのかというのを調べていただくと良いでしょう。
意外と今、お話させていただいた、この3つに関して調べられない方であったり、実際調査不足だったと言って後悔される方もいらっしゃったりするのではないでしょうか。実際は営業マンだけにお願いするのではなく、自分の足と目でしっかりと調査することをおすすめします。
住宅ローンの選び方で抑えておきたいポイント
(1)地方銀行信用金庫、ネット銀行など、ジャンルごとで住宅ローンを3社から5社くらい比較する
信金の方で良い金利や条件で降りてくることが結構あります。実際に地方銀行だけで3社ではなく、地方銀行1社、信用金庫1社、ネット銀行1社といった形で、金融機関のジャンルごとに3社から5社比較することで、より良い条件が提示されることもあります。ジャンルごとに分けて、住宅の事前審査をしていただくことをおすすめします。
ここで気をつけるポイントとしては、不動産屋の営業マンで特定の金融機関しか紹介してこないケースもあるということです。もちろん、おすすめの金融機関であるかもしれませんが、人によってその金融機関が本当に一番いいのかというのは変わってきます。
しっかりと話を聞いて良さそうであれば、営業マンからおすすめしていただいた住宅ローンの事前審査をするのも良いと思いますが、他の金融機関も必ず調べていただいて比較することをおすすめします。
(2)住宅ローンの比較サービスを活用する
住宅ローンの事前審査を3社から5社比較すると言ったとしても、なかなか時間がないとか、手間になると思います。その場合に関しては、住宅ローンの比較サービスを活用していただいても良いでしょう。「住宅ローン 比較」といった形でGoogle検索していただくと、いくつかのサービスが出てきますので、一度確認いただいても良いと思います。
不動産売買契約で抑えておきたいポイント
現地調査、役所調査、市役所調査、周辺環境調査といった調査がたくさんあるのですが、その調査を口頭ベースではなく、しっかりと書面上でできれば契約当日ではなく契約よりも3日〜4日前という形で、実際に調査書類を営業マンからもらって確認することを個人的にはおすすめします。
不動産売買契約では、契約当日に調査書類を渡されて説明されて、2時間くらいで契約を終了することが多いのですけど、長いと3〜4時間もかけて契約されることもあるかもしれません。その数時間だけで、しっかりと理解できるかと言われると、なかなか難しいと思うのです。
その調査内容だけでも事前に契約書類関係一式を確認して、できればセカンドオピニオンという形で弁護士にチェックをいただいたり、他の不動産屋にチェックしてもらったりすることで、より安心・安全に繋がる契約になるでしょう。事前に確認しておくことは良いと思います。
契約書類とひとえに言ってもたくさんあるのですが、主に契約不動産売買契約書、重要事項説明書の最後に添付されている特約欄が肝だと思っています。その特約欄に関しては、結構イレギュラーな文言が多いです。
それを素人の方が全部把握・理解して問題がないか決断できるかというと正直難しいと思います。ここの特約欄だけでも弁護士に確認してもらうとか、他の不動産屋に見てもらうというのは個人的にも心配な方に関しては、見ていただいた方が良いのではないでしょうか。
まとめ
以上5つのポイントに関してお話をさせていただきましたが、細かいところに関しては、たくさんあるので細かい内容に関しては、今後もいろんな動画で解説していきたいと思います。
個別で相談したい方は、私のTwitterなどにご連絡いただければお答えしますので、お気軽にご相談ください。本日は以上となります。ありがとうございました。
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